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憲法9条に違反する「集団的自衛権行使」は絶対に許さない

 10月7日、「九条の会」呼びかけ人の大江健三郎さん、奥平康弘さん、澤地久枝さんと事務局長の小森陽一さんは、記者会見で「集団的自衛権行使による『戦争する国』づくりに反対する国民の声を」と題するアピールを発表しました。憲法九条の解釈変更によって集団的自衛権行使を可能にすることを狙う安倍政権を批判し、「草の根からの世論で包囲し、この暴走を阻むための行動にたちあがりましょう」と呼びかけています。アピールの全文は以下のとおりです。
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集団的自衛権行使による「戦争する国」づくりに反対する国民の声を

 日本国憲法はいま、大きな試練の時を迎えています。安倍首相は、「憲法改正は私の歴史的使命」と憲法の明文を変えることに強い執念をもやす一方で、歴代内閣のもとでは「許されない」とされてきた集団的自衛権行使に関する憲法解釈を転換し、「戦争する国」をめざして暴走を開始しているからです。
 日本が武力攻撃を受けていなくともアメリカといっしょに海外で戦争するという集団的自衛権の行使が、「必要最小限度の範囲」という政府の従来の「自衛権」解釈から大きく逸脱することは明白です。それどころか、日本やアメリカの「防衛」ではなく、日米同盟を「世界全体の安定と繁栄のための『公共財』」(防衛省「防衛力の在り方検討に関する中間報告」)とみなし、世界中のあらゆる地域・国への武力介入をめざす体制づくりです。
 この企ては、本来なら衆参両院の3分の2以上と国民投票における過半数の賛成という憲法「改正」の手続きを経なければ許されない内容を、閣議決定だけで実現してしまうものです。そのため、長年にわたり集団的自衛権行使を違憲とする政府の憲法解釈を支えてきた内閣法制局長官の入れ替えまでおこないました。麻生副総理が学ぶべきと称賛したナチスがワイマール憲法を停止した手口そのものです。これは立憲主義を根本からつき崩すものであり、とうてい容認することはできません。
 それだけではありません。安倍内閣は、自衛隊を戦争する軍隊にするために、海外での武力行使に関する制約をすべて取り払い、「防衛計画の大綱」の再改定により、「海兵隊的機能」や「敵基地攻撃能力」など攻撃的性格をいちだんと強めようとしています。
 「戦争する国」づくりにも足を踏み入れようとしています。すでに安倍内閣は、防衛、外交に関する情報を国民から覆い隠し首相に強大な権限を集中する「特定秘密保護法案」や日本版NSC(国家安全保障会議)設置関連法案などを臨時国会に提出しようとしています。自民党が作成した「国家安全保障基本法案」では、「教育、科学技術、運輸、通信その他内政の各分野」でこれらの「安全保障」政策を優先させ、軍需産業の「保持・育成」をはかるとしているばかりでなく、こうした政策への協力を「国民の責務」と規定しています。これを許せば、憲法の条文には手をふれないまま自民党が昨年4月に発表した「日本国憲法改正草案」における第九条改憲の内容をほとんど実現してしまいます。
 さらには福島原発事故の無責任と棄民、原発技術輸出の問題、その他問題山積の現状があります。
 戦前、日本国民はすべての抵抗手段を奪われ、ズルズルと侵略戦争の泥沼に巻き込まれていった苦い経験をもっています。しかし、いま日本国民は国政の最高決定権をもつ主権者であり、さらに侵略戦争の教訓を活かした世界にも誇るべき九条を含む日本国憲法をもっています。いまこそ日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、歴史の教訓に背を向ける安倍内閣を草の根からの世論で包囲し、この暴走を阻むための行動にたちあがりましょう。

 2013年10月7日
                               九条の会

グローバルフェスタ JAPAN 2013

 10月5日~6日、東京・日比谷公園でグローバルフェスタJAPAN2013が開催されています。今年のテーマは「見つけよう!世界とつながるあなたのトビラ」です。今日は一日雨模様で、足下が悪かったのですが、高校生から大人までたくさんの人が来ていました。
 最初によったのは、JANIC国際協力ブックフェアのテントです。国際協力NGOの情報誌「シナジー」最新号(vol.159)の特集2「エシカル✕NGO~可能性を探る~」は興味深く読みました。「エシカル」という言葉は、人・社会や地球に配慮し「倫理的に正しい」消費行動やライフスタイルを指し、エコ、フェアトレードや社会貢献などを含んだ考え方です。エシカルなアパレルブランド「エシカルファッションジャパン」の伊藤瞳さんのお話し、「エシカルコットンサミット」を開催した特定非営利活動法人ACEの白木朋子さんのお話を読んで、消費者の側、企業の側が、生産地の労働や環境問題に目を向けていく機会を作り広げていくことが大切だと思いました。
 次に足を運んだのは、スカイエリアにテントを出していた日本国際ボランティアセンター(JVC)です。ここで毎年、JVC国際協力カレンダーを買っています。2014年のカレンダー「心のお陽さま」によせた、写真家・安田菜津紀さんのコメントを紹介します。「…未来を担う子どもが笑えない社会は、豊かとは言えません。これまで、日本で、海外で、決して楽とは言えない生活を送る子どもたちとたくさん出会ってきました。彼らと話をしていると、生活の苦しさだけでなく、家族を支えることへの誇りや、置かれた環境を生き抜いてきたたくましさを言葉の節々に感じます。…『心のお陽さま』というタイトルは、彼らと出会い、温かな心をもらった感謝の気持ちであり、そして彼らの心に光がふりそそぎ続けてほしいという願いからつけました。このカレンダーを見た皆様の心にもまた、温かなお陽さまの光が届きますように。」
 次は、イエローエリアの日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)のテントです。内戦が続くシリアの文化と古い遺跡の写真が展示してありました。それを見ながらスタッフの方のお話を聴き、一日も早い内戦の終結と平和なシリアへの難民の帰還を強く願いました。シリアでつくられたオリーブオイルソープ「アレッポの石鹸」を買いました。
 最後に、グリーンエリアの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のスタッフの方に声をかけられて、難民が実際に使っているテントの中に入り、クイズラリーに参加しました。(写真2枚目) UNHCRクイズは10問あって、難民・避難民キャンプの実際を想像し、考え、学ぶことができるように工夫されていました。私は、7問正解でした(^_^)。
 毎年開催されているグローバルフェスタJAPAN は、本当にたくさんの国際協力NGOのみなさんが、一生懸命に活動していることが伝わってきて、とてもよいイベントだと思います。明日(10月6日)も開催されますので、ぜひ足を運んでみてください。
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